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折り紙から宇宙へ〜Dream Train STEAM教育の現場より〜
ミャンマーでは学年末試験が終わり、4月からは夏休みに入ります。
6月の新学期まで学校はなく、この間に子どもたちはさまざまなアクティビティに挑戦します。
今日のテーマは折り紙。試薬や機械は使わず、紙だけで授業が進んでいきます。
課題は「蛇腹折」と「ミウラ折り」です。先生の指示にしたがって、
事前に印刷した幾何学模様を丁寧に山折り・谷折りしていきます。
今回挑んだ「ミウラ折り」には、高い実用性があります。
日本人の三浦公亮氏が編み出したこの折り方は、紙がジグザグに折られることで折り目が重ならず、
開閉時に紙への負担が少なく済みます。
結果として、紙が破けにくくなるのです。この特徴は商業利用され、
商品カタログや地図、レジャーシートに使われています。
掌から宇宙へ。ただの紙1枚が、最先端のテクノロジーに接続する。
身近なものから技術の深淵を感じ取ることのできる、すばらしい授業でした。