3/19
皆様こんにちは!!
普通の通路に見えますが写真は暗渠(あんきょ)です
暗渠(あんきょ)とは、地中に埋設された河川や水路のことです。
東京の都市部では高度経済成長期に宅地化の進行に対して下水道の整備が
まったく追いついていなかったという当時の事情がありました。
行き場を失った大量の生活排水により、かつての小川はドブと化し
猛烈な悪臭を放つようになっていたそうです。
堪えかねた住民たちは暗渠化を願い、行政に働きかけることも多かったそうです。
また、特に東京では、1964年東京オリンピックの開催に合わせて、
都市の体面を整える目的で暗渠化された“ドブ川”が少なくなかったとのこと。
敷地の有効利用の目的からか、暗渠の上を道路や遊歩道、緑道へ転用している
例がしばしば見られます。川がないのに欄干(らんかん)が残っている場所が
ありますが、これは地下に暗渠がある証拠です。
もともとの川幅の狭さや強度の関係もあり、多くは車両通行禁止の遊歩道などに
転用しています。幅が比較的広い川を暗渠にしたケースでは、自動車が通行可能に
なっていることもあります。 川を蓋がけして作られた経緯から、路面が沿道の宅地よりも
若干低くなっていることがあるそうです。
以上 豆知識でした♪