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【ウクライナ危機】ルーマニアでのウクライナ難民支援:
保健医療、教育、精神保健・心理社会的支援
2022年2月のウクライナ危機以降、ルーマニアにはウクライナやモルドバの国境を超えた
218万人以上が避難しています。
ルーマニアでは、ウクライナ難民も無料で政府の医療サービスを受けることができますが、
言語の問題などから難民に対する医療サービスの情報を得ることは難しく、
ウクライナ難民は、医療サービスの利用が制限されているのが現状です。
私立の医療機関で必要な診療などを受けることは可能ですが、
費用が高額で多くの難民たちは受診することが非常に困難です。
これらの状況を受け、2023年3月1日より「ルーマニアにおけるウクライナ難民のための保健・
医療サービスへのアクセス向上支援および学習・心理社会的支援事業」を開始しました。
この事業では、多くの難民を受け入れかつ支援ニーズが高かったヤシ県、スチャバ県、ブカレスト、
ムレシュ県、ブラショフ県の5県で、ウクライナ難民とその家族の地域の医療サービスへのアクセス向上を目指し、
地域の難民受け入れセンターで、ウクライナ難民へ必要な医療サービスに関する情報提供や、
医療サービスへのアクセスをサポートする医療メディエーターの育成、そして緊急時の
医療費補助のバウチャー配布活動を行います。