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大阪府コロナ支援の3週間
鳴りやまない「音」、拾いたい「声」~第6波との戦いを乗り越えて
2月18日、大阪市保健所の一室で、ジャパンハート国際緊急救援事業部(iER)スタッフ4名と
保健所関係者の打ち合わせが始まりました。
当時の大阪府では、入院患者や宿泊・自宅療養者の数が1日あたり14,000人を超えており、
中でもリスクの高い方が多数含まれる高齢者施設への医療介入が論点でした。
それを踏まえて、入院調整が困難な状況を解決するため開設された「入院待機ステーション」に加え、
救急車の出動台数ひっ迫を緩和するための「トリアージセンター」が始動するとのこと。
それらの施設運営にも介入を依頼され、耳慣れないシステムや業務内容が多い中、手探りでのスタートとなりました。
感染者の急激な増加を受けて、全てのケースを訪問できる体制ではないことや、
その他のさまざまな理由によって、訪問に行きたくても行けない保健師さんたちの「声」にハッとさせられました。
保健所で働く誰もが「ちゃんとケアを届けたい」と思っており、地域の人を良く知っているからこそ、
自分の目で見て現場の人と話したいという使命感を誰よりも持っているのだと気づかせて頂きました。
ジャパンハートはこれからも、現場で必要としてくださる方のもとに、いつでも駆けつけます。
「昨日よりまだマシな状態」を目指して、現場の人達と共に考え、行動する、現場の代弁者であり続けたいと思います。