国境なき医師団

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もう孤独ではない──ウクライナ、激戦の地で地元医療者と共に

小分けして配った医薬品

「開戦直後の数日間で戦闘に巻き込まれたホストーメリの状況は、悲惨としか言いようがありませんでした。

爆弾で負傷した人や打撲を負った人たちなど、町は大勢のけが人であふれていたのです」と、

オレーナ・ユズバク医師は振り返る。

薬をハサミで切って、必要な分だけ配る方法をとりました。抗菌薬が必要な人もいれば、

高血圧の薬を飲む人もいました。あるもので何とかしていたんです」とユズバク医師は話す。

 

戸別訪問で住民を支える

戦闘が落ち着き、比較的安全な状態になってすぐ、MSFのチームはユズバク医師や他の

医療従事者に協力して、ホストーメリでの診療再開に向け活動を開始した。

町に帰ってくる医師はどんどん増えています。いま私たちは救急の医療援助をすると同時に、

現地の診療所に医師を派遣しています」とMSFのカテリーナ・キーチャは話す。

 

「私はもう孤独ではない」

少しずつ人が戻り出したホストーメリでは、ガス、水道、電気などのサービスも復旧してきている。

ボランティアによる掃除も行われ、町は元通りになりつつある。

しかし、治療には長い時間がかかるし、戦争はまだ終わっていない。

その中で、ウクライナの医療者たちは、心のケアも含めて救急と長期的な医療ニーズに対応し続けている。

 

 

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