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皆様こんにちは!!
写真は銀座です。
街灯はありますが、電柱・電線がありません。
どうしてなのか、気になって調べてみると、
なんと東京都23区の幹線道路の約半数で
電線地中化が進んでいるといいます。
ご存じのように道路には国道、都道、市町村道路などの種類があります。
現在、無電柱化が進められているのは、主要な国道、都道といった幹線道路です。
だから、幹線道路沿いは電線がなくても、一本路地を入ったら市区町村道に
電柱、電線があるということも珍しくありません。
無電柱化はエリアのような面ではなく、線のイメージで進められてきた。
実はこの無電柱化プロジェクトは、約30年前から「電線類地中化計画」として、
地道に進められてきたものだそうです。
「東京の無電柱化のそもそものはじまりは、景観を守ることと、
都市のバリアフリーの充実だったのですが、進めていくなかで、
防災の点でも意義のあることが分かってきたのだそうです。
現在では東京オリンピックに向けてセンター・コア・エリアといって、
山手通りと荒川で囲まれた地域の主要道路から整備しています。
このエリアの幹線道路や主要な駅のまわりは利用者が多く、
無電柱化も進んでいます。あとは観光面。
特に東京スカイツリーの開業にあわせて、
空を見上げることが増えるだろうと考え、
浅草通りは重点的に整備を進めているのだそうです。
将来は電柱・電線を見かけなくなり懐かしむ時代が
やってくるかもしれないですね。