国境なき医師団

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80人を超えるチームのリーダーとして

今回活動したのは、中米の島国ハイチ。私はロジスティックチームのリーダーとして、

首都ポルトープランス近郊に位置するタバル病院のプロジェクトに派遣されました。

さまざまな業務の中でも、特に大変だったことの一つが物資調達です。島国であるハイチではほとんどの物が

海を越えて輸入されるため、どうしても費用がかかります。さらに武力抗争の激化により治安が悪化し、

物資や燃料の供給に大きな支障が出ているのです。プラスチックの椅子で長持ちしそうなものを探すと

1脚100ドル、スチールの収納棚も1本で数百ドルと、リストを見ながら頭を抱えました。 

 

今回活動したハイチは、フランス語が公用語の国。MSFのプロジェクトもフランス語で行われます。

他にもMSFが活動する国でフランス語が公用語の国は多くあり、

フランス語ができると参加できる活動の幅が大きく広がるのです。

 

今回、フランス語での仕事という新しいチャレンジができたことに感謝しています。

挑戦できる機会にあふれていることが、MSFで仕事をすることの魅力の一つではないでしょうか。

 

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