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桜丘ホールディングスは 国境なき医師団 を支援しています
ウクライナ 日本人スタッフが語るいまだ続く危機
日頃より、国境なき医師団(MSF)にご関心をお寄せくださり、誠にありがとうございます。
今年2月下旬からウクライナでMSFは緊急援助活動を続けています。医療列車での患者の搬送や、
長引く避難生活で希望を失いかけている人びとへの心身のケアなどを、70カ所以上の避難所で行っています。
しかし厳しい寒さの冬が到来し、年末が近づく現在も、人びとは緊張と不安の中で毎日を過ごしており、
援助のニーズはいまだに膨大です。
避難所の人びとに「何か困っていることはないですか?」と聞いても、「大丈夫です」という一言で済まされることがよくありました。
しかし話をするうちに、それが必ずしも本音ではなかったことに気づきました。のしかかっている苦難を簡単に説明することなどできるわけがなく、
「大丈夫です」という言葉が精いっぱいの表現だったのです。
今年、皆さまからの温かいご支援により、多くの人びとの命を助けることができました。
しかし、ウクライナではまだ医療が不足しています。
私たちにあなたの力を貸してください。