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「ガザで起きている荒廃と絶望」
状況は悪化の一途、ユニセフ広報官の報告
つい最近、ユニセフ広報官としての任務のために訪れていたガザ地区から戻りました。
ガザの子どもたちが直面している壊滅的な状況は、いかなる想像も上回るものでした。
私はこれまで20年間、ユニセフのスタッフとして、飢饉や洪水の被災地域から、戦闘地域、
難民キャンプに至るまで、人道的危機に直面している場所を次から次へと訪れてきましたが、
ガザで起きているような荒廃と絶望を目の当たりにしたことはありません。
ガザにおける激しい攻撃、大勢の子どもの犠牲者、すでに何もかも失くして退避する人々の
絶望とパニックは明らかでした。人道的惨禍に人道的惨禍が重なっているようなものなのです。
ガザの子どもたちの真の安全は、人道支援従事者が妨げられることなく、
あらゆる場所にいる市民に支援を届けられることを、紛争当事者が保障することにかかっています。
私たちユニセフが、水や食料、栄養補助食、燃料、その他の人道支援物資を、ガザ地区に搬入できるかどうか、
そして紛争当事者が人道的停戦を速やかに実施できるかどうかにかかっているのです。